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福祉施設の介護職員を取り巻く労働環境は、極めて厳しいものと言わざるを得ません。具体的な現状として、福祉施設に勤める職員の労働時間の問題に注目が集まっています。


現在の介護施設では、連日のように長時間労働を余儀なくされるところが少なくありません。さらに、早朝勤務や深夜にまで及ぶ残業を強いられるケースもあり、疲労困憊の毎日に介護職員は悩まされています。施設運営責任者の中には、残業代や手当てなどを払えば法律的には問題ないと考える人も多くいるようですが、労働者にとっては必ずしもそうとは言えません。ただでさえ精神的にも肉体的にもハードな仕事なだけに、定時で帰ってリフレッシュしたいと思う人は多いことでしょう。


現場の仕事を担う職員の疲労度が増すことは、施設を運営する上では決して良いことではありません。いくらマニュアルが整っていても、現場の仕事を担う職員のコンディションが良くなければ、提供するサービスの質は低下してしまいます。人手不足で、労働時間が増す現状は直ぐにでも正さなければならない課題です。


このような現状については、厚生労働省や所轄官庁も認識していますが、有効な対策が取られていないのが実情です。介護施設を管轄する自治体に丸投げしているという感も否めません。現在、外国人労働者やシニア世代の再雇用などに活路を見出してはいますが、まだまだ現状が改善される見通しは立っていいないため、職員自身が働きやすい職場を求めたり、労働時間の改善に繋がる策を模索するより他はなさそうです。◆◇◆参考にしたいサイト:http://kaigo-rodojikan.com◆◇◆
# by makana67runa | 2019-02-05 13:39 | 人手不足